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おかげさまでspamコメントが増えてきましたので、一応コメントを承認制にしました。基本的には承認します。
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最近,実験と事務作業(年度末かつ,DC1ラストイヤーで,大変です…)に追われていて,あまりインプットができておらず,溜まる一方ではありますが….

 Auditory evoked magnetic fields in patients with absent brainstem responses due to auditory neuropathy with optic atrophy   :ABRがない患者でも,AEFは出るらしい.理屈がわからないのでちゃんと読みたい.

 Auditory change detection in fragile X syndrome males: A brain potential study   :Fragile X Syndrome (FXS) の変化検出.N1のところしかちゃんと読んでないけど,N1を100回加算するとして,最初の30回をearly N1,最後の30回をlate N1として,分けて分析していまして,統制群はある意味当然early N1 amp. > late N1 amp.になるわけですが,FXS群は,early amp. ≦ late amp.という徴候があるということで,これは渡辺の今の研究にとって重要な知見でした.(FXS群は,音刺激に対して慣れが生じにくいのでは?と推測できる…というかしたいというか…)

 The auditory P200 is both increased and reduced in schizophrenia? A meta-analytic dissociation of the effect for standard and target stimuli in the oddball task   :P200というのが渋い.

Developmental profiles of infant EEG: Overlap with transient cortical circuits

Single-trial analysis of auditory evoked potentials improves separation of normal and schizophrenia subjects

Detection of temporal lobe seizures and identification of lateralisation from audified EEG

このへんはタイトルだけ…

ところで4月からですが,DC1の任期は切れますが,残念ながら学位は取れなかったので,オーバドクタとして頑張ります.人生初の留年です.専門学校講師とか,アルバイトで食いつなぐ予定です.来年度はぎりぎり学費免除交渉ができるらしいので.勝負を決めたいところですが…

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タイトルで終わりなので,twitterで済む話ではあるのですが,それなりに重要なことなので備忘録として書いておきます(相変わらず北大ローカルの話です.他所は違うかもしれません).

経緯:ある心理検査用紙が欲しかったので探してみたところ,海外のwebサイトで通販をやっていることが分かった.会計にどうやって買ったらいいか確認したところ,渡辺のクレジットカードで立替払いをして,領収書が届いたらそれを持ってくれば良いということで,クレジットカードを使って購入した.ところが,(ISACMが高くついたので)現在のクレジットカード支払い状況がリボ払いになってしまっていた.クレジットカードの明細が届いたので,事務方に持っていったところ,リボ払いになっているので支払いが確認できず,この商品の代金を支払ったことを確認できる書類が必要であると言われ,クレジットカード会社に確認したところ,リボ払いは合算になるので,個別の案件についての証明はできないということを言われる.

多分,リボ払い終了(債務残高0円)の時の明細を持っていけばいいんだと思うんですが,そのためには払い終えなきゃいけないので,出費が….その質問紙自体のレシートはあるのに,ダメなんですね.リボ払いを悪用した不正がちょっと思いつかないので,この制度はなんのためにあるのか疑問を感じなくもないですが,まあしかしミスはミスなので気をつけましょう.リボ払いは利息がバカ高くてもったいないので,使わないようにはしていたんですが,まあちょっとラスベガスがお金かかったんですよね….失敗したなあ.

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今月のClinical Neurophysiologyは面白そうな論文が多いですね.

渡辺にとっての目玉はこれ.Näätänen et al. The mismatch negativity (MMN) – A unique window to disturbed central auditory processing in ageing and different clinical conditions: 聴覚弁別精度 (低下),感覚記憶持続時間 (減少),バックワードマスキング,不随意な注意スイッチングの異常 (弱すぎる場合と強すぎる場合),病理的な脳の興奮,認知機能低下,意識レベル,病気の進行/深刻度,遺伝的な配置,および中枢性聴覚情報処理過程の亢進や回復の指標としてのMMNについて,MMNの灰白質減少や他の(脳)構造的変化による減衰,さらにMMNによる病気の経過/薬理反応の予測に関する文献がまとめられているようです.ものすごい….まあ逆に言うと,特定の臨床疾患でMMN異常iがあるときに,上記のことを一通り検討しなければならないという点では有益でないと言えなくもないんですが.

あと,前紹介したRuhnau, Hermann, & SchrogerのMMN controlの論文も載っていますね.

Saevarsson et al.の, P300 in neglectも面白そうです.Krizman,Skoe, & KrausのSex differences in auditory subcortical functionは,言語音に対する聴性脳幹反応のピークは女性の方がちょっと早いということで,Dyslexia, Autism SLIとかに応用できるかもという話ですね.少なくともAutismでは,現在はABRはなんだかわからない(統制群と頑健に差がない)扱いだったと思いますが,ちょっとやってみたいなあ.

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ごぶサタ倶楽部という,(軽度)発達障害を持つ青年/成人が月に一回集まって喋ったりゲームをしたり,気合いを入れて余市にさくらんぼ狩りに行ったりする会がありまして,渡辺はそこの会計をやっているんですが,この度広報活動をちゃんとやりましょうということになりました.ついては,会計としてホームページビルダーの決済印(心の)も押しまして,そのうちウェブサイトが公開される運びになりました.それまでの繋ぎとしまして,blogが公開されました.

そんなわけで,ごぶサタ倶楽部のブログに是非一度足を運んでください.特に,北海道(とりわけ札幌市/旭川市)在住の特殊教育(特別支援教育)に関心がある方は,シンポジウムとかWISC-Ⅳの講習会とかありますので,ご参加いただけますと幸いです.会も多少は潤います.一応このblogの右っかわにもリンクを貼っておきます.

あとマンパワーは慢性的に不足しておりますので,スタッフとして例会に参加してみたい方も公式には募集していませんが,非公式には多分歓迎されるんじゃないかと思いますので,興味がありましたらご一報ください.

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なんのために一生懸命FreeSurferでsegmentationしてたかというと、VBMEGで信号源推定(というか…)をするためだったのでした。とりあえず書きなぐります。そのうち整形します。 recon-allが終わったら、 cd [freesurfer_sbjdir]/sbj_test/surf/ mris_convert [lh/rh].smoothwm [lh/rh].smoothwm.asc mris_convert [lh/rh].inflated [lh/rh].inflated.asc mris_convert -c curv [lh/rh].smoothwm [lh/rh].curv.asc mris_convert [lh/rh].sphere.reg [lh/rh].sphere.reg.asc cd $SUBJECTS_DIR/sbj_test/mri mri_watershed -surf bem_surf -useSRAS T1.mgz brain_bem.mgz mris_convert lh.bem_surf_inner_skull_surface inner_skull_surface.asc mris_convert lh.bem_surf_outer_skin_surface outer_skin_surface.asc これでできたファイルをASCIIfileに変換しておく。 ここからはmatlabですね。 DicomをANALYZE形式にして、ノイズを除去する convert_dicom_nifti(dicom_file, output_dir) このdicom_fileも、複数ファイルのうち任意のもので良いようだ(未確認) fMRIは今回撮ってないので割愛。 Head model:SPM 8による灰白質のボリュームが必要なようだ!見逃していた。 今度はこれをやらなくては… Neuromagデータのことはまだマニュアルには書いていない(たぶん)。 yokogawaデータは.aveを使うとあるので、多分averageのfifファイルを用意すれば良いのだろう…。(変換用関数は用意されている!)(まだ使っていない!) ! Fastscanでは、 1.LPA(Left Preauricular) 2.MEG marker1(Left ear) 3.MEG marker2(Left pre-head) 4.MEG marker3(Center pre-head) 5.MEG marker4(Right pre-head) 6.MEG marker5(Right ear) 7.RPA(Right Preauricular) 8.Nasion 9-end optional head points for positioning が要求されるようだが、LPAとRPAとNasion (あとoptional) (あえて言えばLeft pre-headとRight pre-head - HPIで) しか(意識的には)とってない! これはなんともならないかなー 手動で位置合わせはできないのかな… ちょっとこのへんで。火曜日くらいに試してみれるとよいなあ

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