おかげさまでspamコメントが増えてきましたので、一応コメントを承認制にしました。基本的には承認します。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 そろそろ実験をはじめなきゃ、ということなのか、心理学実験実習で、まあそろそろ一つ目の実験を、という時期なせいか(ウチだけ?)、E-prime使い方、とか、聴覚 mmnとか、そういう検索ワードが増えてきました。「E-Prime パラレルポート」というフレーズがそこそこ多いので、今日はその話を書きます。 前も書いた気がしますが、とりあえず、Q18.E-Prime から外部のデバイスに信号を送信するにはどうすればいいでしょうか? をご参照いただければだいたいわかると思うんですが、既に同じ研究室で、まあ大体外部機器になんらかの形で接続していますよ、という場合は(そもそもそういう場合は先輩に聞けばいいんだけど)、接続しているポートのポート番号をプロパティから探して、E-studioを開いて、[Inline]を信号を送りたいイベントの直前において、そのInline内に、 WritePort, &H378, 1 とか書けば良い、ということになります。また、オブジェクト名.OnsetSignalEnabled = True とする方法もあります。c.getattrib("portout")というのは、今いるリストの"portout"という変数から数字を持ってきます、ということなので、そもそもリストを作ってないと使えないし、リストがあってもそこに"portout"変数を入れてなければ意味がないのですが、あると便利です。オブジェクト名.OnsetSignalPort =&h378 オブジェクト名.OnsetSignalPort = c.getattrib("portout") たとえば、刺激Aには1の、刺激Bには2のトリガをたてたいです、というときは、リストに"stimulus"変数と、"portout"変数を作っておいて、1行目の"stimulus"にはA.bmpとか、A.wavとか、まあとにかくAを呼び出すものを入れておいて、その"portout"に1を、2行面の"stimulus"には、Bを、”portout"には2を入れておけば、刺激に対応したトリガがたつわけですよね。ちょっと初見の方は何言ってるかわかんないかもしれませんけど、とにかく、Inlineでc.getattrib("xxxxx")という表現が使えるんだよ、ということを覚えておくと多分便利です。 PR
「E-Prime 文字色 方法」で検索された形跡があったので、いまさらですが解説しておきます。
英文であればわりと簡単で、まず、たとえばtext displayとかを設定して、 property(左上にある四角いの)を開くと、たぶん最初はGeneralタブが開かれていると思います。 で、ここの「Forecolor」が文字色、「Backcolor」が背景色です。 Forecolorをmaroonに、BackcolorをMagentaにすると、こんな感じになります。 非常に趣味が悪い色使いになってしまいました… 日本語(2バイト文字)の場合、E-prime 1.x系ですと、文字化けがあって使えないので、 パワーポイントとか、イラストレータ系のソフトでbmpファイルを作って、それを読み込むしかありません。 この場合は、そっちで色を設定する形になります。 E-prime2.0だと、日本語(2バイト文字)も読めるようですので、 たぶんこの方法でイケるんじゃないかと思われます。 なお、イラストレータ系のソフトだと、paint.netがかなりお勧めです。 フリーでは、一番使いやすいんじゃないかなー(他のをそんなに使い込んでいる、というわけではないのですが…) ただ、これはこれで一癖あるので、余裕ができたら使い方を概説したいと思います。
いつか言ってたレイテンシデータです。
[装置] OS:Windows 2000 サウンドデバイス:ローランド UA-3FX (ASIO対応/バッファサイズMAX) ソフトウェア:E-Prime 1.1 [記録方法] InLineでSoundOutに同期してトリガを出力する トリガはトリガボックスで記録 音声信号は、10Hzのサイン波を、EEGチャンネルで0.5秒間記憶 0.5秒の間隔を置いて、再度トリガ出力。合計120回記録 [結果] 平均6.994ms(時間分解能はmsオーダ)、SD=0.547(ms) 7±1ms以内に出力されると考えてよいでしょう。 したがって、それなりにきちんとしたサウンドデバイスを利用すれば、 E-Primeの音声出力のレイテンシは、ほぼ一定と言って良いでしょう。 ここからは推測ですが、わりと良いCPUが乗っているPCであれば、 バッファサイズを最小(MIN)にしても問題なく再生できるのではないでしょうか。 (今は、MINで再生すると、音声データの最初のところがちょっと途切れたりするので、バッファを大きく設定しているのです) そうすると、かなりレイテンシを小さくできることが予想されるので、 まあ結局ASIOはエライなと、そういうことですね。 書いてるのは11日深夜なのですが、記事を10日付けにします。
刺激提示方法(たぶん、E-Prime1.xに対応しています。2.0以降については、よくわからない)および留意点をまとめました。
ぶっちゃけ、E-Prime関係はこれだけ読めばいいと思います。 あ、トリガ関係はまた別か。 ○聴覚刺激の準備 ・使える拡張子は、.wavのみ。(・*.wav で保存しないと読めない) ・チャンネルが1(モノラル)か2(ステレオ)かを統一する (1つのブロック内で、モノラルとステレオは同時には出せない!以下同様) ・サンプリングレートは、11025,22050,44100Hzのどれか (これ以上は読めない) ・ビットレートは8,16bitのどちらか →なので、Adobe auditionとかで高サンプリングレート/ビットレートの刺激を作成しても、E-Primeでは読めません。 ま、20000Hz以上の音を扱う機会はそうそうないでしょうが… ○E-studio上の注意 ・Experimental object(青いEのロゴ)をダブルクリック ・Devicesタブで、Soundのチェックボックスにチェックを入れる ・Soundアイコンをダブルクリックして、チャンネル、サンプルレート、ビットレートを設定 ・これを忘れると、wavファイルは読んでもらえない ・Attributeの名前に、文字列[Sound]を入れると、なんかバグが発生する(SoundOut アイコンと競合するから?)ので、[tone]とかにしとくのが無難 ・Soundoutアイコンについて ・Max lengthはいじらないほうが無難 →Duration/logs(だっけ)タブで時間を設定する ・音量は、-10000から0まで調整可能 (-10で大体1dB低下,つまりこの値はおそらく、B(ベル)を指している…ただ、音声いじるソフトではないので、目安程度に) ○出力時の注意 ・サウンドデバイスは、PCの設定に準じる ・なので、ASIOも対応している(PCが対応していれば) ・(一般論として)PC内臓のサウンドカードは、CPUの周波数とか、ファンの周波数が乗りがちなので、外付けサウンドデバイスをつかったほうが無難。 あるいはいいスピーカを使う。 こだわるなら、ケーブルとかもいいやつにするともっといい(らしい)。 ・レイテンシ(音声信号が出力されてから、実際に音声が出力されるまでのタイムラグ)が生じるのはほぼ不可避。ただし、 ・E-studio上で、SoundOut([duration]出力)→Wait(10ms)→次の刺激 とするとだいぶマシになる。 ASIO対応サウンドデバイスを使ってると、まあこのくらいでほとんど大丈夫だと思われる。心配なら、Wait(20ms)とか。 ・一番確実なのは、トリガを出して(Inlineで、 Writeport &h378,1と書いてSoundOut直前に置く)、SoundOutの信号と同期させて100回くらい重ね合わせて出してみる。そうすると、大体ズレの幅がわかる。 このときは、SoundOutのあとに、Wait(100ms)とかしといたほうが無難。 (Waitがないと、レイテンシのズレの値>Waitの時間 の場合、ずれにずれが重なって何がなんだかわからなくなるので) ・なお、トリガは32ピンパラレルポートから出力される(5v)。 シリアルポートからも出せるみたいだけど、方法はいまいちわからない… こんなもんかな?あと質問があったら、IBSのほうにメール出してください。笑。コメントかメールでもある程度は対応できます。 あと、基本的なことだけど、 E-PrimeがインストールされているPC上であれば、E-Runはハードウェアキーがなくても実行可能。 E-Studioは、ハードウェアキーを指してないと実行不可(実際は30秒待ったりすると実行できるけど、やっちゃ駄目)。 というのもおわすれなーくー
macoffice2008 powerpointによると、表現力は格段に向上しているようですが、
スライドからbmpを作成すると、E-Primeではそのファイルをbmpだと認識しないようです。 なんでか、といわれるとわかんないんですが… 少なくとも、一台目のPCは、エラーメッセージを吐き出す間もなくE-Studioが強制終了され、 二台目でようやくエラーメッセージが読めたと思ったら、 「未知のエラーか、サポートされていない形式です」と言われて、 bmpサポートしてないってどういうことだよ、 と思ってかなりびっくりしました。 ペイントで適当な画像を作ってbmpで保存したら、普通に読み込めました。 また、古いpptで保存しなおしたところ、そのファイルも読み込めたことから、 「E-Primeには読み込めない何か」が、powerpoint:mac2008で作成したbmpファイルには含まれていることになります。 なんかこえーな お気をつけください。 E-Prime2.0(最新バージョン/なんとtextdisplayで日本語フォントが使用可能!<そこかよ)とかだと、読めるのかもしれないんですけどね。 お気をつけください。 |
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