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とりあえずポスターを作ってみたんですが、ポスターから発表用原稿を作ろうとすると、4分ではとても収まりきらないことがわかったので、発表用原稿からポスターを作る、と言う方向にシフトチェンジしました。
それはいいんですが、普通に文章を書くと、4分で大体前置きとこれまでの研究の紹介が終わる、という感じになります。

いかに渡辺の文章が冗長か、ということでもあるんですが、4分はほんと短い!
ためしに、自分の卒業論文とかを4分で紹介してみてください。
多分きついと思いますが、卒業論文+修士論文+3年間の計画を4分です。これは大変だ…

発表で、これだけはしゃべったほうがいいかな、というエッセンスのメモを作ったんですが、どうもそれに何かを加えることができなそうな感じです。
申請書も積極的に利用していかないといけないなあ、という感じで、
悩むところですね。

遅くても水曜日までにはポスターを完成させて、修正と練習をしたいところなのですが、今日は自閉症ゼミ→院ゼミ→土曜教室話し合いで4時くらいまでかかる予定なので、今日はあんま作業できないかなー 

発表原稿作りは、多分、「これだけは」という範囲をいかに絞り、かつ絞った上で、「自分の趣味」じゃなくて、「意味のある仕事」として話すことができる方法を考える必要があると思うんですが、難しいな。
ボスとも相談しつつ、もう少しまとまったら方法論としてアップしたいと思います。

さー月曜日だ学校だ、がんばりましょう!

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というわけで、メモがてら昨日の記事について簡単に説明すると、こうなります。

MEGで記録された脳磁場は、ダイポールを中心に、前後左右で磁場の向きが反転してしまいます。

なので、チャンネルの加算平均が出来ません。

で、それをするためにはどうしたらよいかというと、RMS(root mean square)というのを使います。これは前も説明したかと思いますが、ようするに、
2乗して、平均して、ルートを掛けると、全部正の方向になるので、打ち消しあうことがなくなるのです。

しかし、問題がひとつあって、それは、
二つの条件で異なる磁場が観察されるとき、
たとえば一方が
[100fT,80fT,…50fT]のパワーを持っているとして、で、もう一方が[-100fT,-80fT,…50fT]のパワーを持っているとします。
このとき、この二つは、「差がある」と考えたくなりますが、
RMSを出すと、両方同じ値になります。つまり、差があるとはいえません。

そこで、事前にこの2条件の差を導出しておいて、その差事態をRMSし、
「0」とその値のt検定を行っても良いか?というのが昨日の話題だったわけです。

こういうことを、分かりやすく解説した本があると、幸せなんですけどね。
(ネコでもわかるMMF とか)

今日は公共性がない記事で申し訳ありません。時々こういうこともあります。


あと、本日14:30頃、渡辺の友人の子どもが生まれました。渡辺の弟と同じ誕生日になりました(どうでもいい)。
おめでとう!

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・分散は、S^2として表され、一組の得点のばらつきをよく反映する測度とされる。
・S^2は次の式で求められる。すなわち、∑(Xi―Xバー)^2/N-1。 iは1からN
・Nはデータ数
・標準偏差は、Sで表される。
従って、S=sqrt(∑(Xi―Xバー)^2/N-1。 iは1からN)。
よって、S=sqrt((N∑X2-(∑X)2)/N(N-1))
(式変形については、心理・教育のための統計法<第2版>を参照。)
ということは、データの実測値X1…Xnの、二乗和をn倍したものから、和の二乗を引いた値を、N(N-1)で除せば良い。


[対応のあるt検定]

ヌル仮説:平均値が0であり、正規分布に従う母集団が存在する。
そこからいくつかの標本を抽出してくる。

・母集団の平均値を、μ(ミュー)で表す。
・標本の平均値を、Xバーで表す(Xの上に、横線)
・Dを平均値の差(実測値)とする

心理学でよく使われる、実験参加者に条件A,条件Bである課題を行い、それに対する反応を(なんらかの方法で)点数化する、というようなことを考える。
この場合得られる情報は、
実験参加者1名につき、条件Aの得点1つ、条件Bの得点1つ となる
(ま、ひとつじゃなくても(たとえば、RT、正答率、脳波、とか)いいけど、簡単に)

このAの得点とBの得点に差があるといえるか?というときに、対応のあるt検定を行う。

[これが脳磁になっても本質的に変わらない。

つまり、ある区間の脳磁場のパワーが、A条件とB条件で差がないというヌル仮説を立て、その仮説が真である確率を求める(差がないと仮定したときの、2条件の差の平均値は0)。]

分母は、
SDバー、つまり上の式のXがDになったもの
なので、

個々の「平均値の差」を二乗したものの和を、被験者数倍したもの
から
「平均値の差」の和を二乗したものを
引き、
N(N-1)で割る。

ので、

平均値の差を二乗する場合において…
平均値1をX、平均値2をYとする。
(X-Y)2=X2-2xy+Y2である。
これは、
平均値1を0、平均値2を(Y-X)と置いても、結局
(0-(Y-X))となるので、(X-Y)。つまり、それぞれの値は等しいので、当然和も等しい。
平均値の差の和、を二乗する場合において…
((X1-Y1)+(X2-Y2)+…(XN-YN))2ということを考えると、結局
(∑X-∑Y)2になる。
このとき、(0-(Y1-X1))+(0―(Y2-X2)…(0-(YN-XN))2を考えれば、
((X1―Y1)+…(XN-YN))2になるので、これも等しい。

だから、2群の対応のあるt検定をする、というのと、0と2群の差の対応のあるt検定をする、というのは、全く同じことである!


お…おおお… そうなのかー

実験実習で、皆さんにえらそうに統計について講釈を垂れたわけですが、
一皮向けば渡辺もこんなことにびっくりしているので、
ほんとすいません…

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封筒写真

外見は灰色ですね。
まー、封筒が届くより早くwebで結果が見られるようになりましたし、大体封筒の外観から中身を推測するって言っても、封筒の外観が見られるときには、タイムラグはあと5秒程度だし、というわけで、
別に大して有用な情報ではないんですが(有用だとしたら、他人の結果を推測するためだけど、これはまあ、趣味が悪いといえば趣味が悪いよね)…

中には紙が6枚入っていて、1枚目は、「面接を実施することとなりました」紙で、面接日時が書いてます。超重要。2枚目は、出席についての回答用紙ですが、まあこれはwebからダウンロードできます。3枚目が弘済会館への地図で、なんとなーく古い感じがしますが、最新の地図のようです(あたりまえか)
これ忘れると、大都会TOKYOで身寄りも無いままさすらうことになって辛いので、地方の人は気を付けましょう。渡辺もこれだけは絶対にもっていくつもりです。
4枚目は<連絡>と書いてあり、受付番号をちゃんと覚えておいてね、ということと、出欠回答用紙をちゃんと出してね、ということが書いてあります。
5枚目は、面接における注意事項、というやつで、これは関心がある人もいると思うので、以下に引用してみます。


面接における注意事項
1.名前を呼ばれたら、1人ずつ面接会場にお入りください。その際、荷物は持って入室し、指定された台の上に置いてください。%ということは、多分身軽な格好でいったほうが良いということですね
2.面接時間は、1人につき10分以内です。(発表4分、質疑応答6分以内)
3.面接会場に入ったら、①審査員の前で氏名を名乗り、②申請書に記載した研究課題を述べてから、説明を始めてください。説明は日本語とします。ただし、DC申請者で留学生の場合は、英語でも認められます。
4.説明・質疑応答
次の事項についてポスターを用いて4分以内で、わかりやすく、簡潔・明瞭に説明してください。
面接開始後4分が経過した時点でアラームが鳴ります。アラームが鳴ったら出来るだけ速やかに説明を終えてください。
(1)これまでの研究業績
(2)今後の研究計画
 研究目的及び研究の特色を具体的に述べてください%「方法」ではないんですねー!
 ① 所属研究室(または研究グループ)の研究と、申請者自身が取り組む研究との関係・分担について明らかにしてください。共同研究を行う場合も同様に説明してください。%これ、理系だと結構明白なのかもしれませんが、ウチとかだと若干難しいですよね。ということで、これを機にしっかり考えます。
 ②申請者自身のアイデアやオリジナリティーについて述べてください。
 ③研究の課題(問題点)及び解決方法について説明してください%MEGが良く不調になる、といいたいとこだけど、そういうことではない
 
 また、面接開始後9分が経過した時点でもアラームが鳴ります。
 
 注) 「DC1」への申請者に対しては、採用申請書提出後の研究進捗状況や研究業績、修士論文の作成状況などについても、質問されることがあります %これは怖い…!特に研究業績…!!申請書に、ICMPCのことは書いてしまったので、それ以降ふえてないんですよね…

5.面接終了後は、速やかに退室してください。

【重要】面接の際の説明補助資料について

注1)説明補助資料として図表等を記載したポスターを使用してください(ポスターは当日ご持参ください。事前に当方でお預かりはできません。)
注2)使用できるポスターは1枚限りとし、サイズは横長で縦84cm×横115cm(A0版より4cm横が短い)を超えてはいけません(【厳守】) %なぜ微妙に短いんだ…<ボードがそのサイズだから
注3)メモを見ながらの説明はできません。ポスター以外の補助資料の使用、閲覧又は、審査員に資料を配布することも認められません。%メモダメ。要練習!しかし、聴覚刺激に対して厳しい条件ですネ
注4)ポスターは、当日、ホワイトボード(縦84cm×横115cm)にマグネット留めで掲示します。ホワイトボードへの着脱は本会職員が行います。%ということは、4隅ギリギリまで作ると、見えないわけですね!



というものです。

あとは、「JSPS Monthly(学振便り)」というメルマガのお誘いがあります(笑)

おそらく、面接免除の人と不採択の人は、結果+JSPS Monthlyのお誘いだけが入ってるんじゃないかな、と思うので、封筒の宛名の下に分野が書いていて(これは、ガセかもしれませんが、不採択の場合は分野が書いてないらしい)薄ければ面接免除(おめでとう!)、(比較的)厚ければ面接(がんばろう!)、それ以外は不採択、ということになりましょうか。

ただ、繰り返しになりますが、webで結果は分かるし、封筒届いてからあけるまでのラグはたいしたことないし、他人の憶測はあまり趣味が良いものではないので、そんなに有益な情報ではありませんけどね。

渡辺も、これ書いてる暇があったら、ポスター作ればいいんですよね。わかってる。わかってるんだ…

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8:30-10:00 MEGチューニング
10:00-12:00 fMRI実習 自閉症の眼球運動をやってる人がいるので、話を聞きにいくことに(いついこう)
12:00-13:00 GCOEランチョンへ 社会心理学?に対するリテラシーが低いことに気づく。勉強したいけどなー というか、します。Mでやらないでいつやるんだ、ですね。

13:00-14:15 MEG分析方法打ち合わせ。だいぶm-ファイルが読めるようになった。文系としては結構エラいほうだと思うよ。われながら。

14:30- 再度チューニング(15分程度)
14:50-18:00 1名実験。3時間で終わるといいけど…
18:30-20:30 臨床ゼミ。たまには出る。

ということで、今が唯一のフリータイムですが、この時間のないときでも、ブログ書いてないで勉強する姿勢が必要だと思う、のでやります。すいません。

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