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自分のブログのトップ記事に,静岡新聞のCMを載せていると,とりあえず見る→間連動画を見る→壁紙を探す,という悪循環で非常によろしくないので,無理矢理難しいことを書いて気を紛らわせたいと思います.というわけで電磁気学のお勉強.ちらっと読んだ論文に何が書いてあるか全然わからなかったので,というか読めもしなくて(ζとか∇とか,いきなり出てきても困る),少し危機感を持って講談社基礎物理学シリーズの4巻:電磁気学を購入.なんでこれにしたかというと,立ち読みしたら”小学校5年生の算数のおさらいからはじめねばならなかった”と書いてあったから.渡辺はさすがに,小学校5年生くらいの算数だったら,100点を取れていましたので,ここからなら行けると信じて購入しました.でもさー,いきなりスカラー数とかベクトル数とか聞かれてもさー….

最終目標は,マクスウェル方程式がわかればそれはそれに越したことはないけど,そこまで高望みはせず,学部生の電磁気学の講義に出て,話が「お,聞いたことあるぞ」となって,話が分かるかも,くらいになればいいなあ,というあたり.1章が90分の講義構成,ということなので,(体力があるときで,かつ)午前中に暇なら1章分よんで,まとめをここに書き込んでいこうかと思います.ただ,本の内容を全部書いちゃうとアレなので,章末問題は,問題だけ書いて答えは載せません!ご自分でご購入ください.

というわけで第一章.電磁気学を学ぶ事の意義が書かれています.脚注がちょっと面白い.で,この本は3部構成で,第1部がクーロンの法則(静電気学)→電流と磁場→電磁誘導→マクスウェル方程式,電磁波の話で,話は真空中に限られ,応用は省かれているとのこと.この省いた応用・発展的事項は第2部で述べられます.面白いのが,次が第3部ではなくて,第0部であること.ここには,電磁気学を理解して使うために必要となる数学のまとめがあり,大変助かります.まずはじめにここを一通り眺めよとあるので,第0部の概観をしてみようと思います.

さて,ようやく本書の内容に入ります.第0部第Ⅰ章の内容は,なんと「はじきの法則」(ここでは,「みはじの図」とある)から!これはありがたい!しかしながら,速さの単位はkm/hと表されるので,距離(道のり,長さ)を時間で割ったものが速さである,ということは自明であるわけで,それを覚えた方が記憶の節約になりますよ,ということで,こういう考え方に沿って本書の記述があるんだそうです.助かります.ありがとうございます.

さて,Ⅰ章はこれで終わりなので,章末問題をご紹介して,今日のところはおしまいにしましょう.

  • 1,[イ]に行って[ロ]を見ずに帰ってくるようなものである,の,【イ】と【ロ】を埋めよ.
  • 2,もし人類が,微積分はもちろんのこと,2次方程式の解の公式すら知らなかったとしたら,私たちの生活どんなものであっただろうか.考えてみよ.
1は,「先達は何事にもあらまほしきものかな」のあそこですよね?2は,えー,これ難しいですね.二次方程式と生活の関係は,中学校のときは物の落ちる速さで習った気がします.あと,パラボラアンテナとか.だから,電波の輸送ができないので,テレビも見られないし,人工衛星も打ち出せないんじゃないかと思いますが…どうでしょう.(解答が面白いので,ぜひ購入して読んでみてください.ただ,2の解答はあっさりしすぎてて,「なんで?」という気はちょっとする).今日はここまで.

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