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卒検のための読書.展望(的)記憶(prospective memory)に関する書籍です.岩波科学ライブラリー 133(2007)のご紹介.book-navi戸崎将宏の行政経営百夜百冊にもレビューがあります.あと,認知心理学を語る(1) おもしろ記憶のラボラトリー(amazonリンク)においても,梅田先生が展望記憶について一章を担当しています.こっちのほうは一章でコンパクトにまとまっていますから,先にこちらを読んだ方がいいかも?でも,本書もそんなに難解な部分はありません(もし,心理学実験に予備知識が多少あれば,より読みやすいでしょう.)

以前卒論・修論で展望的記憶研究に取り組んだ方から紹介いただいたもの.展望的記憶はかなり高次の処理過程ですから,卒論で(4年生のこの時期から)取り組みはじめると,いろいろなところに「嵌ってしまう」ようです.(ここでいう「嵌る」は,ロマンシング・サガ2で,テンプテーションの見切りを持っていないまま,七英雄戦直前でセーブをしてしまったときの「嵌る」と同一のニュアンスですが,このニュアンスのほうが伝わりにくい気がします.自己満足だからいいんだ).ですから,「嵌ってしまう」前に,こういう概観ができる本を読んでおいたほうがよい(これは,別に展望的記憶に限ったことではないですね.心に留めておかなくては),ということでお借りしたのですが,卒論生は既に読んでいた(偉い!)とのことで,せっかくだから渡辺が読んでみることにしました.さらっと読めて良い感じですが,巻末にリファレンスがないことは不満です.長いので,続きに格納しました.

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著者は丹波真一、鶴紀子。レヴューではないんだけど。amazon link、8400円(税込み)もするので、ちょっと個人では手が出ないかな。

第一部:基礎編:第1章 事象関連電位;歴史と概論については斜め読み。特にまとめませんが、ERPの利点、ということはいまさら語るまでもないかもしれませんが、それを再認識をするという意味でも、発達障害なんかの臨床応用を考えるうえでも(そしてそれを論文にする、ということを考えるととりわけ)、こういうまとめは貴重です。リクエストがあれば要約します。以下、記述順にcomponentやキーワードをメモ。そんなに詳細な解説がないものもありますが、備忘録として。(万一、これで検索に引っかかった方がいたらごめんなさい。間違ったSEOみたいなことやってますけど、自分の検索用なんです…(ローカルでやれよ、という説もある)。まあ、この本を読めば以下の内容が載ってはいますよ、ということでどうかひとつ)

CNV(随伴陰性変動、期待波),LPC(後期陽性成分)→P300(P3、P3aとP3bの区別、noveltyなど)、slow-wave(SW)(陽性、陰性)、NcとPc(陰性成分と陽性成分、幼児)、N400、N1-P2成分は注意によって変動する、processing negativity→negative-difference(Nd,60ms),N150-350(視覚), N140(体性感覚),低頻度刺激におけるN1-P2後のN200(N2)→mismatch negativity、110-300msに出現する、controlled process、NA(Ritter et al., 1982)、MMNをN2a、NAをN2bとする見方も。

ERP vs EP, component vs subtraction(引き算法、どっちかっつうとやってることはこっちか?), 神経回路網チャートについて(パラノイア的)、BEAMやSPM,dynamic topography, 3 dimention dipole, MEG(tonotopic organization, Romani, et al, 1982)(somatotopic organization),N1の6種のsub component, 上側頭部の聴覚皮質起源、外側側頭、頭頂連合野皮質起源、運動・前運動皮質起源、MMN,Nd(processing negativity),Np80,皮質間連絡について、posterior P300, anterior P300,regional cerebral blood flow,rCBF, HVA(homovanilic acid)

第2章、事象関連電位の神経生理学的基盤、ということですが、いつも中途半端に終わるのは本当にあれなんですが、ちょっとここまでで。

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この記事を書いたあと、特殊教育学会のページを見たら、正会員における学生の会費変更についてという記事が載ってたので、こちらでもお知らせします。なんと半額(5,000円)!まあ、もう入会している人は通知が届くみたいですので、わざわざ渡辺が知らせることじゃないんですが、なんとなくうれしかったので。以下本題。

カテゴリが書籍紹介でいいのか、と一抹の不安を抱きつつ。

特殊教育学会の会員なので、いつも論文誌が届くわけですが、微妙に分野が違うので毎回本段の飾りになっていて、それは高い(というほどでもないけど)会費を払っているのに勿体ないな、ということで、一読してメモを残しておくことにしました。何かの役に立つかもしれない。

聴覚障害児童・生徒の書く文の発達的変化―文構造と容認性の観点から―
著者:大森 梨早子、澤 隆史

聾学校に在籍する児童・生徒の文の発達的変化について。うちの研究グループでも、聴覚障害を持つ方の作文を調査している方がいまして、基本的に日本手話と日本語は別の言語なので(日本語対応手話、というものはあるようですが)、特に日本語における助詞がないので、この理解が大変なんじゃなかろうか、という話を聞いたことがあります。この論文は、おそらくこのあたりの流れから、正確に書けるか、ということ、それから、複雑な文も書けるか、ということを対象にした調査で、正確さはわりと調べられているけど、複雑さを調べているものが少ない、というのがウリのようです。

聾学校に在籍する小学~高校生の、授業で書かれた作文を収集、分析しています。ところで、平均文数が、小学部:19.2文、中学部:38.5文、高等部:17.8文で、中学部が妙に多いんですが、これは何か原因があるんでしょうか。カリキュラム上、長い文が求められるとか?

さておき、文法も意味もわからない文、というのはどの段階でもほとんどなく(まあ、授業でやってるものだから当たり前といえば当たり前で(教師の修正が入るから)、あまり考えずに書いた文、というのがどうなるのかはまた別の話でしょう:先行研究では、提示した絵を記述させていて、その場合もっと誤りのある文が多いことが示されているようです。この学校が国語に力を入れていることと、自由記述と比べて書くべき内容の制約が作文は少ないことが原因として考えられる、と考察されています。添削の問題があるんじゃないかなあ、という気はやはりちょっとする)、文法が誤っている文の比率は、小-中学部では20%程度なのが、高等部で14%程度まで下がること、高等部は単文の比率が減り、複文の比率が増えることが示されています。誤りの傾向については、助詞に関する誤りが圧倒的に多く、次に語形成(語順、活用、複合語の結合、単語内の文字の置き換え、付加、脱落、送り仮名の誤り、と定義されていました)の誤りが多い結果になりました。助詞の問題は顕著な感じがします。

ただ、他の誤りが、むしろ学年が上になるほど増加しているのに比べ、助詞の誤りについてのみ、学年が上になるほど減少しています。学年段階における指導方針の影響が出そうな気がしますね。作文に対する添削状況がちょっと気になるというか、仮に添削してなくても、「授業で作文を書く」という状況でちょっと文法に対する意識が違うとかね。この点においては作文(だけ)を分析対象にしていることがちょっとだけひっかかりますね。自由産出のほうと比較すると、それはそれで面白そう。

あとは、小学部・中学部では単純な構造の文で文法的誤りが多いが、高等部は複雑な文において文法的誤りが多い、つまり、書きたい内容に対して文法力がおっつかない、ということが言えそう、というあたりが主張になるでしょうか。そうなると、この文法力を形成させるにはどういうカリキュラム(学習法)が必要か?とか、そのあたりが今後の課題になるでしょうか。しかし、音韻の助けがない、というのは当然書字においては影響が大きいわけで、うーん、これは難しい問題。

ちょっと疲れたので、続きはまたいずれ。

とりあえず目次だけ

Child Behavior Checklist-Youth Self Reportによる、少年院在院者の行動と情緒の問題の検討―一般高校生との比較を通して―

小学校通常学級在籍児童の視写書字速度

歩行が安定しない重度知的障害児の日常性格における身体の操作性の変容―発達支援における動作法の活用―

自閉症児童を対象とした金銭支払いスキル形成のための指導プログラムの開発

自閉性障害児の余暇活動における活動スケジュール利用の効果に関する事例的検討

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思わず「書籍紹介」カテゴリーを追加してしまうほど感激したので、紹介します。

Excel hacks-プロが教える究極のテクニック100選
(第2版も出ているこっちは「140選」にグレードアップ)

特に今日役立ったのは、
ワークシートのタブ(sheet1とかってやつね)を、[ctrl]+クリックすると、
今開いているワークシートと、[ctrl]+クリックしたワークシートがグループ化されます。

グループ化されるとどんないいことがあるかというと、
開いているワークシートで行った操作が、グループ化された全てのワークシートで同様に行われます。これは…これはすごい… 感動した

たとえば、ワークシート1に参加者1、ワークシート2に参加者2…として、
実験参加者のデータを並べておきます。
で、それのmeanRTとかを求めたいとして、全てのワークシートに同様のデータ配列があるならば、ひとつのワークシートでmeanRTを求めれば、自動的に全てのワークシートでもRTが出るのです。

ま、RTくらいなら、1つのワークシートでやっちゃったほうが良いような気もするんですが、渡辺の場合は波形データなので、それはちょっと見栄え的に悪かったりして、別のワークシートに置かざるを得ないのですが、
同じ操作を参加者ごとにやるのは面倒です。
(780のタイムポイントごとに波形データがあり、それが半球(2)*条件(3)*群(2)の12条件*被験者(今のとこ、6人ずつ)、つまり72個あるんです。これはフツーにやるときわめてだるい)
ですが、上記の方法を使うと、一人分に対してやれば全体に反映されるわけで、素晴らしく能率があがりました。
ちなみに、終わったらワークシートタブ上で右クリックし、グループ化の解除を選択しておくと吉。

あとは、たとえば、数式内に、セルを指定するときは、列行で記述しますよね?(A1とかだと、A列1行目のセルが指定される)。
このセルをコピーしていくと、自動的に、
A1B1C1…
A2
A3

というふうになるじゃないですか。
でも実は、1行目のデータをそのままコピーしていきたいとき、
あるいは、列データは変えたくないけど、行データは変えたい、という場合

$記号を使うと良いです。$A$1などとすると、「絶対参照」という扱いになり、
そのセルはコピーしても常にA1セルを参照し続けます。
また、これを$A1などとすると、常にAセルを参照しますが、行数は可変になります。


あとは些細なことだけど、1つのワークシートには65535行まであり、コピーしたいときにだーっとドラッグすると、なんかいつのまにか20000行とかまできているときがあります。これを避けるためには、
自分の使う行の下端まで移動
自分の使う行+3行くらいのところをクリック
[ctrl]+[shift]+↓キーをクリック
選んだ行から65535行までが選択されるので、右クリックして[非表示]に設定する
という方法があります。

これらのことをしっかり把握した上で(場合によってはVBAの使用なども検討しつつ)、計画的なワークシート配置をすることで、作業効率は格段にアップします。

別にこの本じゃなくてもいいので、とにかく1冊はあったほうがいいと思います。
(なお、この本はwin/macどちらのコマンドも乗っています。それも便利)
おすすめ!

ということで、現在時刻は3:15分ですが、まだ発表資料が完成していないので、これから頑張ります。目標は5時で、そっから一旦帰宅し、風呂入って泊まる準備して、8:45までにはもっかい学校に戻ってきたい。いやー、できんのかなーー

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