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思わず「書籍紹介」カテゴリーを追加してしまうほど感激したので、紹介します。

Excel hacks-プロが教える究極のテクニック100選
(第2版も出ているこっちは「140選」にグレードアップ)

特に今日役立ったのは、
ワークシートのタブ(sheet1とかってやつね)を、[ctrl]+クリックすると、
今開いているワークシートと、[ctrl]+クリックしたワークシートがグループ化されます。

グループ化されるとどんないいことがあるかというと、
開いているワークシートで行った操作が、グループ化された全てのワークシートで同様に行われます。これは…これはすごい… 感動した

たとえば、ワークシート1に参加者1、ワークシート2に参加者2…として、
実験参加者のデータを並べておきます。
で、それのmeanRTとかを求めたいとして、全てのワークシートに同様のデータ配列があるならば、ひとつのワークシートでmeanRTを求めれば、自動的に全てのワークシートでもRTが出るのです。

ま、RTくらいなら、1つのワークシートでやっちゃったほうが良いような気もするんですが、渡辺の場合は波形データなので、それはちょっと見栄え的に悪かったりして、別のワークシートに置かざるを得ないのですが、
同じ操作を参加者ごとにやるのは面倒です。
(780のタイムポイントごとに波形データがあり、それが半球(2)*条件(3)*群(2)の12条件*被験者(今のとこ、6人ずつ)、つまり72個あるんです。これはフツーにやるときわめてだるい)
ですが、上記の方法を使うと、一人分に対してやれば全体に反映されるわけで、素晴らしく能率があがりました。
ちなみに、終わったらワークシートタブ上で右クリックし、グループ化の解除を選択しておくと吉。

あとは、たとえば、数式内に、セルを指定するときは、列行で記述しますよね?(A1とかだと、A列1行目のセルが指定される)。
このセルをコピーしていくと、自動的に、
A1B1C1…
A2
A3

というふうになるじゃないですか。
でも実は、1行目のデータをそのままコピーしていきたいとき、
あるいは、列データは変えたくないけど、行データは変えたい、という場合

$記号を使うと良いです。$A$1などとすると、「絶対参照」という扱いになり、
そのセルはコピーしても常にA1セルを参照し続けます。
また、これを$A1などとすると、常にAセルを参照しますが、行数は可変になります。


あとは些細なことだけど、1つのワークシートには65535行まであり、コピーしたいときにだーっとドラッグすると、なんかいつのまにか20000行とかまできているときがあります。これを避けるためには、
自分の使う行の下端まで移動
自分の使う行+3行くらいのところをクリック
[ctrl]+[shift]+↓キーをクリック
選んだ行から65535行までが選択されるので、右クリックして[非表示]に設定する
という方法があります。

これらのことをしっかり把握した上で(場合によってはVBAの使用なども検討しつつ)、計画的なワークシート配置をすることで、作業効率は格段にアップします。

別にこの本じゃなくてもいいので、とにかく1冊はあったほうがいいと思います。
(なお、この本はwin/macどちらのコマンドも乗っています。それも便利)
おすすめ!

ということで、現在時刻は3:15分ですが、まだ発表資料が完成していないので、これから頑張ります。目標は5時で、そっから一旦帰宅し、風呂入って泊まる準備して、8:45までにはもっかい学校に戻ってきたい。いやー、できんのかなーー

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