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TPAを測定するためのいくつかの素材。Table1.に、対象年齢と、TPAの3要素のうち、どの要素に関する検査がどれだけあるか、が乗っている。

  • Griffths scale(Grrihths,R. (1970). The Abilities of Young Children: a Comprehensive System of Mental Measurement for the First Eight Years of Life.)
  • LOTCA(Loawenstein Occupational Therapy Cognitive Assesment;Katz,N., Itzkovich, M., Averbuch, S. & Elazar, B.(1989) LOTCA battery for brain-injured patients: reliability and validity.→脳損傷の患者のためのバッテリー。
  • MPU(Motorisk perceptuell utveckling/Motor-perceptual development;Holle, B., Bönnlycke, K., Kemp, E. & Mortenssen, L. T. (1990) MPU.)
  • PEDI(Pediatric Evalulation of Disability Inventory; Haley,S., Coster, W., Ludlow, L., Haltiwanger, L. & Andrellos, P.(1992) PEDI:Development, Standardisation and Administration Manual.
  • WPPSIとWISC.これは、時間定位に関する項目がWPPSIには6つ、WISCには8つあるらしいけど…どれだ。季節をいってください、とか、それ系の項目を数えているんでしょうか。

いずれにせよ、ほとんどは時間定位にかかわるもので、時間知覚をやっているのはLOTCA(1項目)とPEDI(3項目)のみ、時間管理に関する項目はない、ということ。それで、KaTid(Kit for assessing Time Processing Ability)が開発された(Alderman & Janeslätt,2004. Development of a tol for assessing of time processing ability in six-year-old children/スウェーデン語論文?)、ということですね。

このKaTidの精神測定属性を、最近のテスト理論である、Rasch model(Embretson & Reise, 2000; Bond & Fox, 2007)を用いて調査した、ということのようです。で、このRaschモデルというのは、各種の健康対策(診断?)を改善し、評価するための、線形の(?:linear)算定ツールをつくるのに役立つ、そうです。Appendex Bによれば、人文科学におけるさまざまなフィールドの新しい算定法の改善と評価を増進するために用いられ、さまざまな検査方法を補佐しているようです。累積するロースコアを、線形の連続尺度(間隔レベルのデータを基盤とした統計的分析に用いることが可能)に変形できる、ということで、ああそうかなるほど、各テストバッテリーで得たデータを、統計的に取り扱いやすくするモデル、という理解でひとまずはよさそうですね。時間があったら一個くらい論文を読んでみてもよいかも。誰か知ってるかな?

方法以下はまたいずれ。G. Janeslättさんの博士学位論文(PDF,2MB越え注意)を見つけたので、載せておきます。

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先日もご紹介した、Another HTML-lintで自分の書いたHTMLをチェックしてました。別に-103点だろうが68点だろうが(これが最高点。減点の原因は広告なので、まあやむをえない)、多分そんなに閲覧に困ることはないんじゃないか、と思ってしまうのですが、点数を表示されると修正したくなるのは、こういうのをサガというのでしょうか。

良く引っかかるのは、<A href=~>としてしまうことで、これは"~"と書かなきゃだめなんですね(ダブルクオーテーションで括る)。忘れてしまう。あと、知らなかったのは、<ul><li>○○</li><ul><li>○○(レベル2)</li></ul>というのが間違いで、<ul><li>○○<ul><li>○○(レベル2)</li></ul></li>としなければならないこと。へー。ということで、無駄に午前中を消費してしまった気がします。ま、次からはもうちょっと早くなる…はず…!

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そろそろ学振ガイダンス、ということで、アドバイスをちょっとまとめてみました。全部まとめようとすると、めちゃくちゃ長くなることがわかったので、とりあえず、この4月に申請しようと思っている人が、今何をしたら良いか(というよりは、何をしてたら良かったなあ、これはやってて良かったなあ、と渡辺が思っていること)だけをまとめました。

良ければこちらからどうぞ。

ちなみに、今日は渡辺の24歳の誕生日です。はっぴばーすでーいえー

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自閉症の時間処理あたりに関心があるので,それ系のメモをしようと思っています.PubMedで,time perception autismで検索したら出てきたやつ.

G. Janeslätt, M. Granlund, I. Alderman and A. Kottorp. (2008). Development of a new assessment of time processing ability in children, using Rasch analysis. Child Care Health Dev. 2008 Nov;34(6):771-80.Pubmedの該当ページはこちら、Wileyのリンクをはったらセッションエラーになっていたので、Pubmedに。各自飛んでください

Children with disabilities such as autism (Peeters & Gillberg 1999; Szelag et al. 2004), ADHD (Smith et al. 2002) and Intellectual Disability (ID) (Owen & Wilson 2006) often demonstrate problems in everyday life related to difficulties in time perception, time orientation and time management; in this paper the product of the three are named, time processing ability (TPA).
自閉症(のような能力欠陥)を持つ子どもたちは,しばしば時間知覚や時間定位(?),および時間管理―本論文では,この3つの構成を,時間処理能力(TPA)と名づけた―における困難に関わる,日常生活での問題を示す.ということで,自閉症に関しては,ひとつはAmazonで売ってるこれ(Peeters & Gillberg, 1999)で,もう1つはIngentaConnectに論文がある(Szelag et al., 2004)ようなので,これはちょっとチェックしておきたいところ.AD/HDとIntellectual Disability(知的障害?のわりに,引用文献のタイトルが"Learning Disability"となってるあたりがちょっと気になるけど)のほうは,時間があれば.

それから,この定義は重要.

  • Time perception is defined as the experience of time; specifically the mental functions related to the subjective experiences of the length and passage of time (WHO 2001), including interval timing perception (Meck 2003). The ability to understand and estimate duration of time is crucial in time perception (Friedman 1977; Block 1990; Grondin 2001). How we perceive time in daily activities is also linked to many factors like the quality of the activity and the context (Larson 2004).
  • 時間知覚は,時間の経験として定義される.特に,時間の長さと経過の主観的経験に関わる心的機能であり,間隔計時知覚を含む.我々が日々の活動においてどのように時間を知覚するかは,活動の質や文脈のような多くの要素ともまた関わる.
  • Time orientation is related to awareness of the day, date, month and year (WHO 2001) and to understanding of our location in time, relative to other times (Friedman 1990a). The quantification of time and the ability to understand temporal concepts are both essential to the use of information from a clock or a calendar in everyday life (Levin et al. 1984).
  • 時間定位は,日,日付,月および年の気付きや,我々の時間における位置の理解,他の時間との関係に関わる.時間の定量化と,時間的概念の理解の能力は,ともに,毎日の生活の中で,時計やカレンダーからの情報を利用するためには不可欠である.
  • Time management is a superordinate concept used to describe the mental function of ordering events in a chronological sequence and allocating amounts of time to events and activities (WHO 2001). Time management is also referred to as the ability to know what tasks to do, when to do them and for how long and contribute to reduced independence in many major life domains of persons with disabilities like autism or ID (Newman et al. 1995; Davies et al. 2002).
  • 時間管理は,時間的順序に出来事を並び替える心的機能を記述するのに用いられる高次(上位)の概念であり,出来事や活動の時間の総量を配分する.時間管理はまた,何を,いつ,どのくらいの長さでするかを知るための能力にも関わり,自閉症や知的障害のような,障害のある人々の多くの主要な人生の領域における独立を妨げることにも関わる.
全部に出てきてる,WHO(2001)というのは,いわゆるICF(Amazonリンク)ですね.これはどっかにあるはずなので読むとして.

とりあえず,いまのとこここまで.お昼ー

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とりあえず、時間知覚(duration MMNでどーにか)と細胞集生体の持続時間と活動強度のトレードオフ(こっちはいろいろ考えるべきでしょうね)、の二本を軸として考えることにしました。関連論文を読んでいきましょう。ふー

修士論文は、ひとまず日本心理学会用にまとめて、生理心理学会に提出も睨む形で。ざっくりした計画として、3月中に刺激は作って、4月から予備実験を走らせてみる、ということで考えましょう。メロディ刺激は作るの時間かかりそうなので、とりあえずduration MMNのほうから。

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