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○やっぱある程度量をよまないとダメだね

○心的辞書に関する疑問メモ
・lexemeとかlemmaとか、難しい言葉が出てくる心的辞書ですが、易しい解説書はないものか…
「心的辞書がわかる」みたいな。せめて定訳を知りたい。ないのかな定訳。

・Levelt (1997)のモデルにおけるlemmaとconseptualのレベルの違いがよくわかんないよね、という話
sense コネクションとか本当に意味がわからない。まずい。

・直観的にはlexeme (= sound input)とlemmaが違うのはわかるんですが…
(しかし、lexemeはlexemeで当然のように文字からの入力を音声に変換することを想定しているようですが、
それはこのご時世ちょっと時代遅れな気がします。
別モジュールを想定したほうがよさそうな、そんな気はするんですが、心的辞書モデルについてあまりにも知らないので、突っ込むにも突っ込めないみたいな、そういう状況ですね)

○意味ネットワークに関連して
・生物と人工物が別モジュール(?)で処理される…少なくとも、生物名を想起するときと、人工物を想起するときは脳の別の場所が賦活するわけですが、この話を究極的に突き詰めると「おばあさん細胞仮説」に戻ってしまうような気がします。そんなことはないのか?
場所特異性+なんらかの「共通処理」というのがある、という中庸っぽいところに落ちつくのでしょうか。

これはそのうち修正できるとこはします。とりあえずメモに近いかたちで。

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2月28日以降の流れ

3月5日…臨床ゼミと一緒にやりました。List et al(2007)の刺激について*ディスカッション
3月13日…上記の発表まとめと、WM講習会資料**配布
*このへんについては、まだまとまってないのですが、夏ごろにはUPできるかもしれません。
**WM講習会については、電子ファイルがないので、アップができません。ほしい方は直接連絡ください。

3月19日…次に読む論文決定。これで一応、LD(ディスレクシア)-自閉症-AD/HDと発達障害を一通り抑え、
大規模:行動研究-小規模:ERP-シングルケース:fMRIで中身もそれなりにバリエーションをもって読めることになるかな、と思っています。無計画のわりには幅広くて一安心。

卒論テーマ提出に関しては、下書きを添付してメールもらえればコメントくらいはします。

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・Lepistö(2008)読了
早かったですね。お疲れ様でした。

・カレーとハヤシライスを区別できない(*1)
スパイス(ガラムマサラとか)を材料としてみても(constant-feature)、カレーの中に入っていても(varying-feature)、
定型発達よりはるかに種類を弁別できる
材料(にんじんとか)を材料としてみても(constant-feature)、カレーの中に入っていても(varying-feature)、
定型発達と同じくらい種類を弁別できる
という場合、材料がスパイスよりもわからないからこの人はカレーとハヤシライスの区別ができない、
という話にはならないと思うのです。

問題は、スパイスがわかりすぎるために、「その影響を受けて」カレーとハヤシライスの区別ができないところにあるのではないか、と思うわけで、
ひとつの考え方としては、これは結構高次機能の影響によるものと考えられるので、MMN(結構低次な機能の反映と考えられるので)見て意味あるのか、
というのは結構研究上クリティカルな問いになるかもしれません。
メロディのほうで、なんとか違いが見られればいいのですが…仮説はよく考える必要がありそうですね。

ただ、ある意味ではenhanced perceptional functionモデルは優秀です>下位要素の方が数が多いので、上位要素の違いに気づかない

つまり、カレーの場合、スパイスの数が多いわけで、
10個のスパイスがハヤシライスと共通しており、ほかの2個のスパイスの違いがカレーとハヤシライスの差を生み出す場合、coherentな味はぜんぜん違っても、その弁別力の高さがあるゆえに、「ほとんど一緒じゃん(一緒の部分のほうが多いじゃん)」となる、みたいな話なんでしょうか。
カレーとハヤシライスは材料ほとんど一緒みたいなものです…よね?

・卒論のための論文30本マラソンについての質問に対する回答
独自の解釈ですので、参考までに
1.なんでやるのか
論文を何個か読むと、パラダイムは結構共通してることがわかります。
そもそも、実験系の論文を書く際は、興味のあることをいかに実施可能な実験まで落とすか、というところが割りとキモだと思います(*2)ので、実際に見て、あーこういう感じでやるんだ、という雰囲気的なものをつかむのが重要かと思われます。えてして、心理学に関する知見は、実際その知見をどうやって得たのかをすっ飛ばして本には書いてある(つり橋効果とかはまあ、別の話ですが)ことが多いので、知見の得方をチェックしてみるというのはやって損はない、というか必須事項なのだと思うのです。

2.どうやってやるのか
関心のある語で検索をしてみる→それなりにヒットすると思うので、とりあえず新しいほうから5本くらい読む
→多分共通して引用される論文があるので、それにあたる→基礎として抑えておいたほうがよいな、と思うものが多分みつかるので、それを読む
というのを、関心のある語を3種類くらい用意してやればあっという間といえばあっという間です。
渡辺は英語が読めないので大変時間がかかりますが、30本も読むものねーよ、という状況にはならないです。

(*1)実際問題として、自閉症がカレーとハヤシライスを弁別できない、という話がよくあるということではありません。念のため。
(*2)もちろんキモはたくさんあるんですが、スタートラインとして

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・順当にIntroduction終了
・粛々と進行しました--もっと訳しておけばよかったですね
・渡辺の修論にどう持ってくるか、というあたりが個人的には気になりました
・周辺音素の問題--takeとtookのtは/t/だけど、全然違って聞こえるよね というあたりを、もう少し調査してみたい

・次回は最後までいくかもしれません

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・論文読了
・frequency discrimination vs time-order judgement
 ・系列化の問題で結構整理された気がしますね
 ・一回まとめたいと思います
・dyslexiaにもいろいろある…
 ・というとまとめすぎですか

・やっぱり角回は面白そうだなあという話
・pre- re- in- dis-みたいな接頭語?って聴覚処理を挟むの?
・半球差とか下丘による半球間の情報伝達とか-提示耳判断について

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