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・Lepistö(2008)読了
早かったですね。お疲れ様でした。

・カレーとハヤシライスを区別できない(*1)
スパイス(ガラムマサラとか)を材料としてみても(constant-feature)、カレーの中に入っていても(varying-feature)、
定型発達よりはるかに種類を弁別できる
材料(にんじんとか)を材料としてみても(constant-feature)、カレーの中に入っていても(varying-feature)、
定型発達と同じくらい種類を弁別できる
という場合、材料がスパイスよりもわからないからこの人はカレーとハヤシライスの区別ができない、
という話にはならないと思うのです。

問題は、スパイスがわかりすぎるために、「その影響を受けて」カレーとハヤシライスの区別ができないところにあるのではないか、と思うわけで、
ひとつの考え方としては、これは結構高次機能の影響によるものと考えられるので、MMN(結構低次な機能の反映と考えられるので)見て意味あるのか、
というのは結構研究上クリティカルな問いになるかもしれません。
メロディのほうで、なんとか違いが見られればいいのですが…仮説はよく考える必要がありそうですね。

ただ、ある意味ではenhanced perceptional functionモデルは優秀です>下位要素の方が数が多いので、上位要素の違いに気づかない

つまり、カレーの場合、スパイスの数が多いわけで、
10個のスパイスがハヤシライスと共通しており、ほかの2個のスパイスの違いがカレーとハヤシライスの差を生み出す場合、coherentな味はぜんぜん違っても、その弁別力の高さがあるゆえに、「ほとんど一緒じゃん(一緒の部分のほうが多いじゃん)」となる、みたいな話なんでしょうか。
カレーとハヤシライスは材料ほとんど一緒みたいなものです…よね?

・卒論のための論文30本マラソンについての質問に対する回答
独自の解釈ですので、参考までに
1.なんでやるのか
論文を何個か読むと、パラダイムは結構共通してることがわかります。
そもそも、実験系の論文を書く際は、興味のあることをいかに実施可能な実験まで落とすか、というところが割りとキモだと思います(*2)ので、実際に見て、あーこういう感じでやるんだ、という雰囲気的なものをつかむのが重要かと思われます。えてして、心理学に関する知見は、実際その知見をどうやって得たのかをすっ飛ばして本には書いてある(つり橋効果とかはまあ、別の話ですが)ことが多いので、知見の得方をチェックしてみるというのはやって損はない、というか必須事項なのだと思うのです。

2.どうやってやるのか
関心のある語で検索をしてみる→それなりにヒットすると思うので、とりあえず新しいほうから5本くらい読む
→多分共通して引用される論文があるので、それにあたる→基礎として抑えておいたほうがよいな、と思うものが多分みつかるので、それを読む
というのを、関心のある語を3種類くらい用意してやればあっという間といえばあっという間です。
渡辺は英語が読めないので大変時間がかかりますが、30本も読むものねーよ、という状況にはならないです。

(*1)実際問題として、自閉症がカレーとハヤシライスを弁別できない、という話がよくあるということではありません。念のため。
(*2)もちろんキモはたくさんあるんですが、スタートラインとして

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