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○指摘されたこと
 Q:なんでピッチ(メロディ/音列)を使うのか。発話じゃダメか
  (ASDを持つ人の中には、ピッチに高いセンシティビティを持つ人もいるので、
   その点が問題にならないか、という疑問も含む)
 A:発話は情報量が多すぎるので、切り分けていきたい。
  今後、リズム、インテンシティ等も検討した上で、言語も確認したい。
  (ピッチの高いセンシティビティが、本研究の仮説を支持するので、
   問題にはならないと考えている)
 
 Q:全体条件と細部条件で、課題難易度が違いすぎないか
 A:物理的にはそんなに違わないとは思う(要証拠)
  行動データ(先行研究)では、確か有意差なし(要確認)
  いずれにせよ、グループによって課題難易度が変わる、ということを示したいので、難易度が違うこと自体に問題はないと考えている…が、これは質問の意図を理解していないかも

 Q:Navon(1977)の結果は、広域優先性ではなく、顕著性等の問題として取り扱われることもあるが、聴覚においてもそういうことはないか。もしあるとすれば、問題設定そのものに問題が生じないか。
 A:聴覚においてはあまりデータがないので、なんともいえないが、広域のほうが時間長は明白に長いので、その点苦しいといえば苦しい。
 問題設定そのものに問題が生じるかどうかは、結果のデータを見てから解釈できると思う(結局、脳磁に差が出れば、なんらかの原因は生じるので)

 Q:広域優先性、減衰という言葉は、英語でなんと言うか。よく使われるのか。
 A:前者はglobal precedence 、後者は、decrease?ちょっとわからないけど、日本語文献ではわりとよく使われると思います。
  
○次の締切り(的なもの)
・10月21日…ポスター発表用準備
・10月22日…発達脳科学合宿の抄録作成(A4一枚)

とりあえず、来週女性3名のデータが集まり、
これで女性はLowAQ3名+HighAQ4名になる(はず)なので、
なんとなく比較的なことが中間報告としてはいいかなー みたいな

あと、EEGでのデータ取得もそろそろ検討しなきゃないですね。ま、こっちはそんなに大変じゃない…と…いいなあ…

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明日・あさっての修士論文中間検討会は、乳幼児センターC309で10:00から行われます。
(教育臨床グループと合同)

発表20分、討論10分ですので、ま、主に話すだけ話して、軽くディスカッション(というか、多分用語説明とかで終わる気がする)をするような感じでしょう。

渡辺は13:30-14:00となっています。
その他、特殊教育グループ関係の人は、10:30-11:00(変更あるかも)、11:30-12:00
および4日の10:30-11:00に発表します。

お忙しいかもしれませんが、もし時間があればどうぞ。

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コレです。

 教育学院は初参加の渡辺一人で、文学部(たぶん)の人が15人くらい+教員3人という超アウェーで、しかも内容をまったく把握しない(ピザ食える、ぐらい)ままいったので、
ちょうびびってたんですが、大変楽しくディスカッションをすることができました。ありがたいことです。ありがとうございます。
(ただ、初回は見学で、次の回で発表、とかだったらもっとよかった…)

 面白いなと思ったのは、日本人はグローバルに、総体的に物事を捉えるけれども、北米人はローカルに、分析的に物事を捉える傾向があるようで、
このあたりもし自閉症の中間表現系とかと関係して何かあれば面白いですね(DRD4のループみたいな<これも妄想といえば妄想)。

 もう一人の発表内容は、開始前にちらっとみた程度だけれども、北大の学生とウィスコンシン大学の学生を被験者にとって、怒り顔とかから平均顔へのモーフィング画像を見せて、「最初に示されていた表情が消えた」と思ったときに停止させるという課題でした。
 で、日本人はアメリカ人と比較して、より早い段階で「表情が消えた」と判断するという話で、現象自体はこれ結構面白いですね。

 一応仮説としては、「日本人は未来の無常さ(? 未来は不定である、揺らぐものである、という思い、みたいな)を認識しているので、より早く表情が『変化した』と感じる」というような話があげられていたかと思いますが、うーん、なるほどと思いつつ、この「無常さ」の認識が、どのような文化的背景が生じるのか、あるいは学習から生じるのか、というあたりが気になりました…が、発表がかぶっているので質問できず。

 あとは、AQデータを使う信憑性?という部分では、
メタ分析みたいなことをしたらいいんじゃないか、という助言をいただきました。
 ウチの実験室ではだいぶデータがそろいつつあるので、
やろうと思えばできるんじゃないかな、とは思いますが、どうやったらいいのか、やろうと誰が思うのか、というあたりが問題

 夜は臨床ゼミで修士論文中間検討会の予演。あさってまでにやらなきゃないことは結構多い。

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9月も今日で終わり(!!!)です。
渡辺の手帳は12月までしかカレンダーが載っていないのもあり、
10月始まりの手帳を購入しました。

しかし、驚くほど年内の見通しが立たないなあ…

12月19日に修士論文提出、というのは明白なのですが、
そこにいたる道筋が見出せないぜ。やばいぜ。

10月の目標としては、
・MEG分析方法の確立
・データ整理をしながら、残りの参加者のデータをとる(あと14人/目標)
 →これはちょっと少なめになるかも…という気はしています
 今のとこ、確実に取れるのが、
 男性2(途中までとってる)+2
 女性2
 の6人。あとは、聴覚閾値をはかってからなので、できない人もいそう。
 あと6人とれば、まー一応12人のデータがそろうので、なんとかなるかなーというところ

・第2実験の決定
 ・話を「聴覚情報処理の階層性」あるいは「言語獲得における聴覚情報処理(のあり方?)」みたいなとこにもってくなら、リズムとかそのへんに話をもっていくべきだが、そんな時間があるのか?
 ・「自閉症のデータ」を取ることができれば、刺激は同一でもかまわない(というか、同一じゃないとダメ)ので、そのほうが個人的な興味とは一致する…はず。
 ・でもぶっちゃけ考えている暇があんまりないんだよなー

というわけで、10月は第2実験の決定を最優先事項として、がんばろうと思います。今日は、とりあえず3日の検討会の準備をします。

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本日は院試の合格発表でした。
みなさん通過したようでよかったです。

これから、やっといたほうがいいこととして、もちろん卒業するとか卒業論文を書くというのはあるんですが、
来年どこの学会に参加するか、ということも考えておいたほうが良いと思います。

というのは、学会の会員になるのは、大体年度単位なので、
(遅くても)3月までには会員になったほうがいいし、できれば1月くらいに申し込んでおいたほうがいいんですよね(多分)。

あと、発表登録も、4月とか5月とかそこらへんなので、
卒論を忘れる前にさっさとポスターにまとめといたほうが何かといいよね、
ということで、
これ、多分誰からも催促されないので、覚えといてください。

卒論の現実逃避に、学会探しを加えるといいかなと思います。ダメかな。

近くなったら、また声かけます。

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