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コレです。

 教育学院は初参加の渡辺一人で、文学部(たぶん)の人が15人くらい+教員3人という超アウェーで、しかも内容をまったく把握しない(ピザ食える、ぐらい)ままいったので、
ちょうびびってたんですが、大変楽しくディスカッションをすることができました。ありがたいことです。ありがとうございます。
(ただ、初回は見学で、次の回で発表、とかだったらもっとよかった…)

 面白いなと思ったのは、日本人はグローバルに、総体的に物事を捉えるけれども、北米人はローカルに、分析的に物事を捉える傾向があるようで、
このあたりもし自閉症の中間表現系とかと関係して何かあれば面白いですね(DRD4のループみたいな<これも妄想といえば妄想)。

 もう一人の発表内容は、開始前にちらっとみた程度だけれども、北大の学生とウィスコンシン大学の学生を被験者にとって、怒り顔とかから平均顔へのモーフィング画像を見せて、「最初に示されていた表情が消えた」と思ったときに停止させるという課題でした。
 で、日本人はアメリカ人と比較して、より早い段階で「表情が消えた」と判断するという話で、現象自体はこれ結構面白いですね。

 一応仮説としては、「日本人は未来の無常さ(? 未来は不定である、揺らぐものである、という思い、みたいな)を認識しているので、より早く表情が『変化した』と感じる」というような話があげられていたかと思いますが、うーん、なるほどと思いつつ、この「無常さ」の認識が、どのような文化的背景が生じるのか、あるいは学習から生じるのか、というあたりが気になりました…が、発表がかぶっているので質問できず。

 あとは、AQデータを使う信憑性?という部分では、
メタ分析みたいなことをしたらいいんじゃないか、という助言をいただきました。
 ウチの実験室ではだいぶデータがそろいつつあるので、
やろうと思えばできるんじゃないかな、とは思いますが、どうやったらいいのか、やろうと誰が思うのか、というあたりが問題

 夜は臨床ゼミで修士論文中間検討会の予演。あさってまでにやらなきゃないことは結構多い。

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