おかげさまでspamコメントが増えてきましたので、一応コメントを承認制にしました。基本的には承認します。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 2月中旬っていつまでをさすんですかね(2月20日までとして,じゃあ下旬は1週間しかないじゃんっていう)っていうか2月ももう後半ですねっていうか今年度も間もなく終了ですね。大変です。 表題の件,VLE, vowel length effect,略してVLEというのは,英語において直前に来る母音の長さで,最後の子音が有声音(gとかbとか)か無声音(kとかpとか)かがわかりますよ,という効果のことを指すようですね。で,長母音+有声音,および短母音+無声音という組み合わせの語が英語には多いようですが,これの逆パタンを作ってみて,8ヶ月児と14ヶ月児に,Headturn Preference Procedureをさせたら,14ヶ月児でのみ,短母音のペア(+無声音(match)と,+有声音(mismatch))でのみ差があって,mismatchの方をよく見たといえるような結果が出た,というのがDevelopment of perceptual sensitivity to extrinsic vowel duration in infants learning American English. Ko ES, Soderstrom M, Morgan J.という論文です。 Headturn Preference Procedureというのは,実際にはやったことないんですがどういうのかというと,部屋の中に左真ん中右とライトがあって,まず真ん中のライトが光って赤ちゃんの注意を惹き,しかるのちに右か左のどっちかのライトが光り,赤ちゃんがそっちを見ると声(単語)が聞こえます。それで,音が聞こえたあとに見ている”時間”を測定して,その時間を分析につかう,というものです。 まああと細かいところがちょっと気になるんですがそれは今後の為に取っておくとして,1歳になればそれは言葉も話しだすので,このへん既にわかっててもおかしくないですが,いわゆる6ヶ月で大体母語のカテゴライズが終わる説,において,長さのようななんていうのかなあ,とりあえず適切な言葉が浮かばないのですが微妙な違いはもしかしたら8ヶ月以降までカテゴライズされないよ,というのはちょっと面白いかもしれませんね。 PR |
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