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Event-related functional MRIを撮像する場合に,SOA/ISIを決定することは非常に重要です.渡辺の理解が正しければ,ある刺激が提示された後に,脳血流の増大が生じるはずですが,MRIではたとえばスライスあたり3秒間に1回しか撮像できません.そして,この血流増大が刺激に対して毎回同時刻に生じるとすれば,SOA/ISIを完全に固定すると,血流増大の関数の同じポイントでしか撮像できませんよ,ということになるのだと思います.更に,まだ前の刺激提示による血流増大が終わっていないときに,次の刺激が提示されてしまうと,正しい関数を作成できないことになる,という話なんだと理解しています.このあたりは非常にあやふやなので,ちゃんと勉強する予定ですが,ともあれ,このような問題を回避するためのソフトウェアを,Harvard大学が開発しておりまして,それがoptseq (optimal sequenceの略のようです)2,ということになります.細かいことは多分,本家を見ていただいた方が早いでしょう.こちらです

さて,それじゃあoptseqを使ってみようということで,MacOSX:-Inter version of optseq2のリンクからダウンロードしてみたところ,標準テキストとしてダウンロードされて,開くを選択してもひらきゃしねえ,ということでしばらく悩んでいたのですが,とりあえず次のようにして解決しました.

まず,ftpクライアントをダウンロードする.渡辺はCyberduckを使いました.これで,ftp:/・surfer.nmr.mgh.harvard.eduに接続して,pub>optseq>MacOS>Inter>optseq2を選択してダウンロードすると,Unix実行ファイルとしてのoptseq2をダウンロードできます.これを開いてみると,ターミナルが開き,$(=optseq2があるフォルダ)/optseq2 ; exit;というコマンドが勝手に入力されて,optseq2の中身が出て,勝手にログアウトします.笑.

しかし,これで使い方が分かったので,ターミナルから,(フルパスで,たとえば渡辺だと,)Users/username/downloads/optseq2 などと入力すると,optseq2の中身を見ることが可能になります.(標準テキストの状態で,こうできるかどうかは良くわかりません).これでようやく使える,ということですね.しつこいようですが,文系はここまで書いていただかないとわかんねーんですよ!頼みますよ!と吠えていてもアレなので,自分で書きました.再度まとめますと,

  • optseq2の実体(?)は,UNIX実行ファイルで,コンソールから開くということ
  • もし単純にダウンロードできないようなら,FTP転送を試して下さい,ということ
  • コンソールから開く場合,フルパスを指定しなければいけませんよ,ということ(パスの追加をどーしたらいいか,というのが,winと違うので良くわからないよ).
この3点をやれば,とりあえず「使える」ということになります.このくらい書いといてくださいよー,ということなんですけどね.近いうちに,具体的な使い方を多分書く事になると思います.というわけでカテゴリーを作ってみました(セルフプレッシャー).

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