おかげさまでspamコメントが増えてきましたので、一応コメントを承認制にしました。基本的には承認します。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 Simons et al. (2011). Auditory P300 and N100 components as intermediate phenotypes for psychotic disorder: Familial liability and reliability.
要約(の抄訳) 方法:聴覚オドボールパラダイムを利用.P300とN100潜時と振幅を19人の精神病患者,28人の病気でない患者のsibling,37人の健常統制群から取得.multilevel random regression analyses (このあたりが参考になるでしょうか…?あまり良く分かっていません)を用いてERP成分を群間比較.級内相関係数(ICC)が,セッション間のERP成分の一貫性を決定するために用いられた. 結果:標的N100潜時の遅れが病気でないsiblingに見られる.患者は統制群と比較して有意なP300潜時遅延と振幅減衰を示す.ほとんどのERPパラメタが良いテスト-再テスト再現性を示すが,患者群は標準刺激に対するN100潜時についての十分な信頼性を示さなかった. 結論:病気でないsiblingsにおけるP300異常は見いだせていないが,N100潜時はsiblingで遅れ,これは標的刺激に対する全群で信頼できる尺度になりえるので,P300より良いマーカになるかもしれない. コメント:ちょっと本文をみないとよくわからないけど,患者群でも標的N100潜時 は遅れているのですかね…?その前提がないとなんとも.あと,聴覚M100(magnetic counterpart of N100)は(oddballではないですが),PDDで右半球における潜時遅れがあり,これが自閉症バイオマーカではないかという説もある(Roberts et al., 2010)ので,ちょっと気になるところ.特に解釈とトポですね.本文を読むかな…とりあえず眺めるかな… PR |
カレンダー
カテゴリー
プロフィール
HN:
渡辺隼人
性別:
男性
ブログ内検索
アクセス解析
カウンター
|