おかげさまでspamコメントが増えてきましたので、一応コメントを承認制にしました。基本的には承認します。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 もともとこの記事のタイトルは"Graphの怪"だったのですが,Graphのトリガ検出方法が今回の現象に悪い方にマッチしただけで,Graphは悪くありませんでした.伏して謝罪します. (北大医歯学総合棟の)NeuromagのAcquisition上では,イベントナンバは次のように記録されます.出力(10進法)→トリガ番号(2進法)→イベントナンバの順に記載します.
それはそれとして,表題の件ですが,今回,1-12番までのトリガを使って実験をしたのですが,なぜか"8"が異常な値を示すんですよね.今のところわかったことを書いておきます.なお,渡辺はトリガ検出には,STI014をpickし,widget>math>unaryを呼び出し,pick(STI014)とこのunaryを結んで,unaryに[function:feql, argument:(trigger-number(1とか))]としています.
8「以上」のトリガ値を使うと,unary[function:feql,argument:(8)]に異常値が出る(ようだ).条件が,8以上のトリガを使ったときかどうかはちゃんと検証していない. 9以上のトリガ値については,正常に挙動している(ようだ). unary[function:threshold argument:8]とすると,8「以上」のトリガ値を持つトリガの個数は正しく拾える.また,unary[function:threshold argument:8.01]とすると,8.01以上のトリガ値を持つトリガの個数を正しく拾える.では,ということで,この二つのunaryを,binary[function:fsub argument:nil]に繋ぐと,異常な値が出力される. (今回のケースでいうと)unary[function:threshold argument:8]を,unary[function:threshold argument:9],unary[function:threshold argument:10],unary[function:threshold argument:11],unary[function:threshold argument:12],とそれぞれbinary[function:fsub argument:nil]で繋ぐともしかすると正常な値が出るかもしれないけど試していない. BESAではちゃんと8が拾える.つまり,トリガ出力-記録の問題ではなさそう.Graph固有? 今のところ解決策は,BESAかmatlabでどうにかする,というくらいです.何か分かればまた書きます. 追記:rawdataを見てみたら,たとえば10のトリガに対して,トリガの立ち下がりのところで,一瞬だけ「8」が出ているケースがあることがわかりました.トリガ出力の問題かなあ…あるいは,Megacqの問題の可能性はまだありますが.少し時間があればまた見てみます. 追追記:上記の方法でのトリガ検出は、schmittトリガ的な挙動であるようです。
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