おかげさまでspamコメントが増えてきましたので、一応コメントを承認制にしました。基本的には承認します。
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星槎教育研究所セミナー主催の、
明日からできる 子どもの発達を支える理解と支援 第2回 読み書き障害(ディスレクシア)への支援 「読み書き障害(ディスレクシア)のスクリーニングと支援」 講師 宇野 彰先生(筑波大学大学院 人間総合科学研究科) を聞いてきました。 ところで、星槎の槎の字は、どうやってだせばいいんだ。 「さ」では出ないので、googleで星槎大学を検索(ひらがなで)して、 コピペしたんだ。 これはなんか、「適応教育支援員Ⅱ」認定コースの一部のようで、 全7回のうちの2回目のようです。ほんとうは受講料が1000円かかるんですが、知人の伝手で、無料で聞けるということで行ってみました。 ちなみに、適応教育支援員Ⅱがほしいひとは、今からでも5000円払って「7回パッケージ受講」というのに登録すると、講演のDVDがもらえて、レポート書いて1000円払うと良いみたいです。 ちなみに次回は、9月23日(火)、会場とかはちょっとわからないので、各位探してみてください。 *適応教育支援員というのは、星槎教育研究所が独自に出している、なんといったらいいのかわからないけど、人材の証明書、みたいなものだと思います(あいまい)。 Ⅰは2007年に認定されたみたいで、これもDVDで受講して、レポート出すと認定されるみたいよ。 (ただし、就職を保障するものではんく、資格を付与する制度ではありません。という注意書きはあります。 まあ、あれば「この人はちゃんとがんばってるんだな」という雰囲気がただようというか、そういう感じでしょうか) で。 大筋としては、 発達性ディスレクシアの諸問題(文字を読めないことによる二次障害など)、および診断の難しさの解説から始まって、 話の中核は、どういうスクリーニングが有効か、というものでした。 結論だけ書くと、 漢字が注目されがちではあるが、ひらがな、カタカナ(特にカタカナ)がすべて読み書きできるか、というほうがスクリーニングとしては有用、という主旨であったかと思います。 大雑把には、 RCPM(レイブン色彩マトリックス検査)で知能を測定し、 ひらがな、カタカナの書字検査を行い、 まずはディスクレパンシを見る、というのが第1段階です。 知能に問題がないのに、ひらがな、カタカナに書けないものがあれば、 ディスレクシアを疑ってみて、さらに検査を進めるのが良いという話でした。 「小Ⅰの夏休みで、読めないひらがな/カタカナがある」というのが、ディスレクシアを疑うひとつの所見であり、 特に、ひらがなと比べてカタカナは練習する時間が短い(らしい)ので、 定型発達との差が出やすく、診断(スクリーニング)に役立つ、というお話でした。 *ここで言う、ひらがなの「読み」「書き」では、 「きゃ」とか「じゅ」とかを1字とカウントするので、 合計で102字あるようです。 あと、Dyslexiaの特徴として、 「構成要素の広い間隔の誤り」が定型発達の10倍 (たとえば、「町」を「田 丁」と書くとか) および、「字の傾き(15°以上)」が定型発達の5倍 見られる、という話もありました。 で、まあ、支援としては、 「漢字」に目がいきがちだけれども、まず「ひらがな」「カタカナ」が読み書き(特に読み)できてなければどうしようもない(たとえば、ワープロで補助しようとしても、読めないものは打てない)ので、 そこからスタートするのが良いということでした。 あとは、音声言語記憶に問題がなければ、聴覚法(ウチでいうところの、口唱法)を使うとかね。 印象的だったのは、具体的な部分は出ていなかったのですが、 保護者が猛烈に訴えた(+診断書を用意した)ことで、Dyslexiaを持つと診断された子が、 試験時間を延長する権利を得た、というお話で、 おそらくとんでもない苦労があっただろうなあ、と思いますが、 こういうムーブメントが広がっていけば良いですよね。 大体こんな感じでした。 なんか、SciLab(MATLABも)の使い方の基本的なところからだめで(むしろ、常識的な部分を分かってないのがだめで)、 今日はちょっと疲れたので、もうやめて寝ます。 今週は、文献調査をがんばるよ…。分析は、分かる人に聞かなきゃだめだ。 PR
無題
始めまして最近疑問になることがあり、的を得た記事がありコメントしてしまいました。もちろん質問したいのですが、知人の子供で小学5年生の女の子なんですが、たまたま遊びに行ってる内に勉強を見てたのですが、その子供が学校に提出する日記を見てたら全部が、ひらがなで漢字やカタカナが無い日記で「びっくり」反面見ているとカタカナで書く所を指摘したら、書き直すかと思ったら直すが書けないで後はそのまま鞄の中に仕舞い込む感じで終わりの状態。内容が、単純で、おろなみんしーを、オロナミンシーに書き直すのがオロナミンまで書いてシーを考えてるが頭に文字が浮かばず鞄の中に仕舞い込んで後から考えると5年生の女の子でこの感じだと、この子供は完全に、ズレが生じて中学校にならば理解出来ないのではと見てしまうが、母親は保母士なんですが、気にしてない状態で馬鹿でも料理と家庭的なことが出来ないとね駄目よと聞かされました。しかし子供は低身長でホルモン注射してるのですが頭は知的障害は無いのですが、どうなんでしょうか
他の家の子供なんですが関係ないが、チョット疑問に感じますね。 Re:無題
すいません,ずいぶん遅くなってしまいました.
ご指摘の通り,小学5年生でひらがな,カタカナをマスターできていない場合,中学に進学すると(あるいは現時点で既に),授業についていけなくなってしまうことは容易に予想できることであろうと思います. 知的障害がない(知能検査でIQが75より上であることが確認されている?)のでありましたら,文字を書くことに特異的な難しさがあるのかもしれません. ただ,文字を書くことの難しさにはいろいろな原因がありまして,他の家の子どもに口を出すのは大変難しいことと思いますが,できましたら,専門機関で一度,「どういうことが苦手であるのか?」「どういうことが得意であるのか?」を調べてもらうように知人の方に伝えていただくと,今後の心構えのようなものができるかもしれませんね…. 以下のウェブサイトによりますと,最寄りの発達障害者支援センターに問い合わせるのが良いようです. http://www.english-dyslexia.com/cont1/36.html 日本自閉症協会のページで紹介されている支援センター一覧は,以下のリンクからみることができます.地方格差のようなものはやはりあるようです. http://www.autism.or.jp/relation05/siencenter2009.htm そもそも,「書くことだけが特異的に苦手」ってどういうことだろうか? というのは,以下のページが参考になるかもしれませんが, もう少しこう,漫画とかでわかりやすいページがあるといいですよね… http://www.english-dyslexia.com/cont1/main.html |
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