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修士論文のデータと未だに睨めっこをしているんですが、その過程で、transient induced gamma band oscillationにちょっと関心が出たので、用語確認でぐぐってたら、ちょっと驚きのレビューを見かけたのでご紹介します。

大「脳」洋航海記:小規模サッカードの反映としての一過性のガンマ帯誘発(induced)活動:頭皮脳波に見られるガンマ帯の活動はマイクロサッカードが生み出すまやかしでしかないというのがそれで、もうタイトルそのまんまの論文です。ひえー、これはおっそろしいなあ。

と、ひとしきりびびったところで、気になっていた用語についてもついでに答えが出ました。

  • "transient"は、この場合"一過性の"と訳すみたい
  • "evoked"と"induced"の違いが最も気になっていたんですが、"evoked"の場合、誘発刺激提示後100msくらいに現れ、"induced"の場合、刺激提示後200−300msくらいに現れるとのこと。(このinducedは、脳活動の反映ではないかもしれないが)
  • そもそもgamma-band oscillationってのはなんの反映なのか、というと、上記記事では”視覚の特徴統合・ゲシュタルト課題(gamma responseを引き起こしやすい)”という記述があります。また、Bibliophilia-精神医学的勉強覚書:absolute temporal codingによれば、”gamma-band synchnonous oscillationは、これまでworking memoryの保持、attentional selection、sensory bindingなどの様々な機能との関連が報告されている。しかし、実際のところ、どれが最も根本的な帰納なのか、あるいはその詳しい原理については不明のままだ。”とのことで、統合や記憶など、様々な活動に関わる…となると、結局なんだかわかりませんな
うーん、ちょっとここからの論理展開については不勉強すぎるので保留かな。知識としては押さえておきたいところですが。

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