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今、データをトリガを起点として、-0.1~1.2sの区間で切り取り、加算平均する
⇒-0.1~1.2sの区間のデータに対してフィルタリングする という方法でデータ整理をしていたんですが、これだとデータの立ち上がりのあたりで、大きなノイズが入ってしまうので、 生データ全体にフィルタをかける ⇒トリガを起点として、-0.1~1.2sの区間で切り取り、加算平均する という形に変更しようと思ったんですね。 で、その方法を伺いに電子研に行ってきたんですが、 極簡単に言うと、ま、上述の話を読めばお分かりの通り、 MATLABのプログラムを、データ切り取り⇒フィルタリング から、フィルタリング⇒データ切り取り にすればOK、という話じゃないですか。 で、幸いなことに、フィルタリング⇒データ切り取りをできるプログラムはもうあったんですね。 ただ、「データ切り取り」の部分は、渡辺の実験上のデータの区間とかトリガの関係があるので、そこは残して、フィルタリングの部分だけをコピペしたんですよ。 渡辺は、MATLABのプログラムをちゃんと正確に読めるか、というと全然そんなことはないので、ま、良くわかんないけどそのまま使えば問題なかろう、ということですね。 (正確に言うと、データ切り取り⇒フィルタリングを、いったんデータ切り取りのみにして、別のプログラムからフィルタリング部分をコピーして、フィルタリング⇒データ切り取り、にしたんです) これでOKかと思いきや、なんと、そうやって書き換えたプログラムを使って処理したデータと、 もともと電子研の方が使っていたプログラムを使って処理したデータでは、 出力結果が違ったのですね。びっくりしたんです。大変。 その後ちょっと検討して、結局まあ(分かってみれば比較的単純な)プログラム構文の問題であった、ということは分かったのですが、 しかしですね、これはなかなか示唆に富む出来事でありました。 というのは、自閉症を持つ人々は、渡辺がMATLABのプログラムを読めない(何かが書いてある、ということはわかるけど)のと同じように、日常生活の「文脈」とか、「暗黙の了解」が「読めない」かもしれないわけですね。 そのときにですね、ある文脈(あるプログラミング)上では有効だった方法を、似ているように見える(実際は違う)プログラミングにコピー&ペーストしてみたら、全然出力が違う、というのは、これ、ものすごい世界に住んでいると思いませんか。 コピー&ペーストしたんですよ。同じ出力が出ると思うじゃないですか。 それが出ないんです。 まあ、だからなんなんだ、そんなの常識だよ、といわれるとアレなんですが、 こういう気持ちを理解(想像)する、というのは、わりに重要なことなんじゃないかと思います。 一回、わけわかんない言語でプログラミングしてみればいいんですよ。みんなで。 PR |
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渡辺隼人
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