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MEG実験の際、実験参加者の頭部の形状を測定します。なんかMRIと重ね合わせたりもできるみたいなんですが、まあそこはそんなに重要じゃないので、「なんでか」というあたりは目を瞑ってください。
で、測定の際に、左右のこめかみのあたりの骨の継ぎ目と、鼻のあたりの3点を記録しなくてはなりません。どうやってやるかというと、 1.実験参加者の骨の継ぎ目の位置に、赤いペン(水性)でマークをつける 2.その赤いペンの位置に、ボタンのついたペンのようなもので触れ、ボタンを押す 3.そうすると、位置情報が記録される。 4.2を残り2箇所で繰り返す。 5.もう一度、3箇所の位置情報を記録する こうやります。(わかるかな) で、問題は、5の「もう一度、3箇所の位置情報を記録する」というころにあって、何が問題化というと、0.1ミリメートルオーダーで記録してもらえるんですが、これで2mm以上ズレたらダメということになっています(x-y-z軸それぞれにおいて)。 ところが、やってみたらわかることですが、「3箇所を」「2mm以内のズレで」「ペン先で触れて」「ボタンを押す」って難しいんですよ。ほんとに。 そもそもペン先がわずかに震えるのに、さらにボタンを押すので、よりズレが生じます。 で、どうするかというと、震えないようにペンをわりと強く握り、ボタンを押してもペン先がぶれないように、ひじをどこかで固定する、とするとわりとうまくいきます。 で、ここからが本題です。 それで、結構難しいんですけど、難しい難しいといって、何回も測定しなおすと、実験参加者に申し訳ないので、医学部4年の共同実験者のM君と練習してたんです。交代で参加者役をして。 で、今から何年か後の話なんですが、ジョンガリ・Aという退役軍人がいて、この人は、 優秀な狙撃手なんですが、「筋肉は信用できない」というんですね。 何言ってるかわかんない人は、ジョンガリ・Aで検索したらいいです。 「筋肉は信用できない。ライフルは骨で支える」と。 で、ああ似ているなと思って、渡辺も「筋肉は信用できない」とつぶやいたんですね。「ペンは骨で支える」と。誰にいうでもなく。 そしたらですね、「ああ、ジョンガリ・Aですね」というんですね。M君が。 びっくりした。 その後しばらく、ヴァレンタイン大統領は逆康一君現象が起こっているよね、とかそういう話をしてすごしました。というのは嘘ですが、なんというか、彼とはいい友達になれそうな気がします。 PR |
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